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資格試験の勉強方法やその過程など色々書きます。

平成28年度 宅建試験 受験後の感想と勉強方法

平成28年10月16日 宅建の試験を受けてきました!

結果としては、自己採点では41点でした。

おそらくは、合格をしていると思います。(そう信じたいです。。)

 

この記事を書いている時点(10月17日時点)では、

TACで公表されているボーダーは35点±1

意外とボーダーが高いように感じますが、皆さんの出来はよかったのでしょうか?

 

 

勉強法を紹介します!

私は8月に税理士試験を受験しており、

宅建の勉強を開始したのは8月17日からです。

本試験までの約二か月間、独学でどのように勉強したのかを紹介します。

 

やるべきは過去問と模試です!

宅建の試験は難易度が上がってるように感じます。

 

個人的には、H25、26、27年度の過去問については、

解いていても難しいと思う問題が多かったです。

 

本試験の難易度も昔に比べると上がり、

合格者のレベルも上がってきているのが最近の宅建の試験の特徴だと思います。

 

とはいえ、試験対策としてやることは単純だと思います。

この2つをやりこむことだと思います。

  • 過去問
  • 模試(答練)

 

具体的な勉強方法は?

例えば、「権利関係の制限行為能力者」を勉強する場合、

まずは、テキストの「制限行為能力者」の範囲を一読します。

次に、過去問の制限行為能力者」範囲の問題をまとめて解きます。

 

この形が、私の勉強法の基本です。

 

もちろん、最初は全くの初心者なので何を言っているかも分かりません。

 

最初は、過去問の解答を見ながらテキストにマーカーで線を引く。

過去問を解きながらテキストを理解する。

という作業に努めました。

 

「ここから過去問にでているのか。」

ってことを思いながら線を引くことで重要度の強弱も付けれます。

テキストの内容が不足している場合は、不足内容の書き込みも入れました。

 

この作業を繰り返し、まずは過去問とテキストを1周します。

 

過去問とテキストを1周回しただけでは、最初の頃にやったことは忘れてしまうので、すぐに2周目に入ります。2周目が終われば3周、4週と試験本番まで時間の許す限りやりこんでいきます。

 

過去問を素早く回す

それが大切です。

 

模試の使い方は?

 私はTACさんの答練パックを申し込みました。

価格は3万円くらいです。

 

応用答練が3回、直前答練4回、公開模試1回の合計8回です。

 

私は勉強のペースメーカー、理解の確認として模試を申し込みました。

 

「模試へ向けて勉強する」

という小さな目標を繰り返して本番までだらけることなく勉強を続けることが目的です。

 

もちろん、次回の宅建本試験へ向けて専門学校が予想している問題の詰め合わせなので、解く価値はあります。

 

実際、46問目あたりに出てくる最近の不動産業界の売上は増えたか減ったか、公示価格は上がったか下がったかといった問題は過去問では意味のない問題となりますので、とても参考になります。

 

しかし、最新の問題を検討するという意味においては、

市販されている模試を利用しても十分だとは思います。

 

勉強が続かない、だらけてしまうという方はいっそのこと、

専門学校の模試だけ申し込むのもいいかと思います。

 

使用した教材は?

 1.メインテキスト

私はメインテキストとして、

2016年版らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ) を選びました。

 

理由としては、過去問の解答の記載内容が決め手でした。

 

3.でも紹介をしていますが、私は同じ宅建学院さんの過去問を使用しました。

宅建学院さんの過去問の解答には、この内容はテキストの〇〇ページに載っている、ということが親切に記載されています。

 

他の過去問はどうかは分かりませんが、過去問を解いた後にすぐにテキストを確認できるのはとても便利だと思い、このテキストを選びました。

 

語呂合わせもたくさん紹介されていますので、

宅建業法、法令上の制限ではとても助かりました。

 

もちろん、宅建の試験は細かい点が出題されることもありますので、

すべての解答にテキストの該当箇所の指示があるわけではありません。。 

 

2016年版らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)

2016年版らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

 

2.サブテキスト

 

1.の宅建学院さんのテキストは、権利関係、宅建業法の内容はいいと思いましたが、(あくまでも個人的な意見ですが、、)法令上の制限とその他の分野においては少々内容が物足りません。

 

そこで、下記のテキストも併用することにしました。

内容がコンパクトにまとまっており、カラフルで図が多くて見やすいです。

こちらのテキストも語呂合わせが載ってますので、1のテキストの語呂と見比べて、覚えやすい方で覚えることにしました。

 

スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト 2016年度 (スッキリわかるシリーズ)

 

スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト 2016年度 (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト 2016年度 (スッキリわかるシリーズ)

 

 

 

3.過去問

過去問については、3分冊になっていますので3冊とも使用しました。

 

市販の過去問には色々な特徴がありますが、

過去問を選ぶ際に私が注意したのは、下記の2点です。

  • 過去に出題された問題がすべて掲載されていること(少なくとも10年分)
  • 項目別に分かれていること

 

まず、1点目としては、「過去に出ていた問題はなるべく多く見たい。」

もちろん、宅建の試験では過去問と同じ内容が出題されることもありますので、過去問を解いていると、「またこの問題か。。」と思うこともあります。

 

しかし、そのような問題は何回もでるほど重要な問題であって、

同じ問題が本番で出題される可能性も高いので何度解いても損はありません。

 

次に、2点目としては、「同じ問題はまとめて解きたい。」

項目別に問題が並んでいる場合、似たような問題をまとめて解くため理解が深まります。宅建学院さんの過去問は、「制限行為能力者」等の項目別に過去問を各年度から並び変えて編集してあるので、非常に使いやすいです。

 

H27年度、H26年度といったように年度毎に分かれている過去問は、

過去問を使ってテキストを理解していくという点においては、

非効率だと思いますので避けました。

 

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【壱】権利関係 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【壱】権利関係 (らくらく宅建塾シリーズ)

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【壱】権利関係 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

 

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【弐】宅建業法 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【弐】宅建業法 (らくらく宅建塾シリーズ)

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【弐】宅建業法 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

 

 

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【参】法令上の制限その他 (らくらく宅建塾シリーズ)

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【参】法令上の制限その他 (らくらく宅建塾シリーズ)

2016年版宅建士問題集 過去問宅建塾【参】法令上の制限その他 (らくらく宅建塾シリーズ)

 

 

合格までに必要な勉強時間は?

私は合格までに290時間ほど勉強をしました。

 

個人的な感覚としては、35点前後をとって合格を目指すのであれば200時間程度勉強をすれば十分だと思います。

 

過去問中心のスタイルで効率よく勉強をしていけば、

ボーダーの以上の点数はとれるようになると思います。

 

今後は、私の模試の結果等も公開をしていき、

過去問の繰り返しのみでどのような点数がとれるのかを書いていきます。